公開: 2019年9月23日
更新: 2019年9月xx日
1940年頃の日本と米国の経済力の差は、5倍から10倍の差があったと計算されています。特に、工業生産力の差が大きかったと分析されています。両国の国内における、1年間に国内で流通する資金(お金)の量を示すGDP(国内総生産)では、ほぼ10倍の差があったようです。アメリカ合衆国への留学経験のあった日本海軍の山本五十六は、留学中に日米の工業力の差について調査をしていたため、その国力の差を正しく認識していたようです。日本陸軍の中枢にいた多くの人々は、主としてドイツへ留学していたため、米国の本当の経済力を認識できていなかった可能性がありました。軍備を見ると、日本軍の航空機は、米国軍の航空機よりも、新型で、数も多く、それだけを見れば、短期的には日本軍が有利でした。